俺『Mック君は結局どこ出身なんだっけ?ロンドンかどっか?』
Mック『ブハハハ、アフリカだべ!アフゥリカ!!』
俺『お~、アフリカンかよ。人類発祥の地じゃねえかよ。』
Mック『んだんだ、みんな昔はアフリカ人だべね~』
俺『ほーんで、国はドコよ?』
Mック『あ~、あれだべ、あれだべ、俺は世界で一番若い国出身だべ!!』
俺『スダーン?』(スーダン)
Mック『南スーダンだべ!!』
俺(超やべえじゃん)

俺『そう。。。んで、いつオーストラリアに来たん?』
あれだあれ、11歳の時にオーストラリアに来たんだべ。』
俺『そっかー、そりゃ良かったね。』
Mック『こっちの大学も出てるべ。』
俺『おおそりゃ凄いな!』
Mック『ブハハハハハハハ、んだべ?ブハハハ!!』
俺『。。。あれかね? それ以来たまには、アフリカに帰ったりしてるのかね?』
Mック『ああ!数年に一度は戻るべよ! ファミリーも親戚もみんなあっちだからな! 因みに今年は嫁と結婚式挙げに帰るべよ !!』
俺『おお、そりゃめでたいな!! あれなん? どうなん? ぶっちゃけたまに帰ると危険だったりするの?』
Mック『いやいや、全然そんな事ないよ今は全然安全だべ!ブハハハ!!』
俺『マジか、んじゃ俺一人で旅行に行っても全然平気なのかね?』
Mック『いや、それは絶対帰って来れないんべ?』

http://www.ibtimes.co.uk/central-african-republic-conflict-un-apply-new-sanctions-following-latest-violence-1524972
俺『いやいや、今安全言ったじゃん?』
Mック『い~やいやいや、そんなんじゃないから。
俺が安全なのは現地の言葉喋れるし風習や慣例を理解し得るからだべよ。
オマエミタメヨソモノ カモデスヨ カモカモ。』
俺『なんだよ。。 じゃあちょっと安全なアフリカの国どこよ?このままじゃ俺、アフリカ行けないじゃんか!』←行かない
Mック『。。。 あ~あそこ、あそこ、エチオピアは白人の旅行者も多いし超安全だよ!』
俺『マジか!じゃあ、俺がエチオピアに行くとして渡航の際の注意点教えてよ。』
Mック『スリと泥棒と近づいてくる現地人に気を付けるんべ。』
俺『なんなんそれ?』
Mック『い~や、奴らのスリの手口はほぼ魔法だんべ。
俺は行ったことないけど周りの話を聞くと全く気づかないうちに色々なくなるらしいべよ。
同じアフリカ人にでもお構いなしでスリしたり騙して来たりするぞあいつら。』
俺『それ全然安全じゃ無くね?』
Mック『いやでも奴らは暴力をあまり振るわないんべ? だから最悪でも生きて帰ってこれるべよ!!』
俺(アフリカ人の安全の意味がビヨンド過ぎる。。。)
俺『マジか。。 んじゃあれかね?逆に聞くけどアフリカ人でも近づかないアフリカの国ってどこ?やっぱソマリア?』
Mック『ブハハハ、ソマリなんて全然弱いべ!!
一番ヤバいのは、
マサイヤ(マサイ族)だべ。』

http://www.africanimpact.com/volunteer-projects/kenya/big-cat-wildlife-research-conservation-masai-mara/overview/
俺『え?マサイ族?あのぴょんぴょん跳ねてる連中でしょ?日本でも有名よ?』
Mック『えっ?いやアフリカ人はみんなぴょんぴょん跳ねるべよ、あれダンスな?』
俺『いや跳ねてるだけじゃん?』
Mック『いやだから、あれでダンスだから、ちょっと見せたるよ!
ほいっ!!』

http://www.businessinsider.com/despite-corruption-and-glitches-russia-successfully-launches-its-inaugural-rocket-from-a-new-cosmodrome-2016-4?IR=T
俺『すっ、すんげえなオイ。。』
Mック『だべ?』
俺『いやいや、、Mック君の腰の高さ俺の目線超えてたからマジで。
そりゃバスケットボールとか得意なワケだ。。』
Mック『ブハハハ、ぴょ~ん、ぴょ~ん、これダンスだべよぉ~~!!』
俺『いやちょっと着地して話の続きしようぜ、アレなんでマサイ族危険なん?』
Mック『お~、それな?
あれな、例えばマサイ族のテリトリーとかで迷子になるんべ?
お前も俺もマサイ族じゃないんべ?
だから食われるべ?』
俺『は?』
俺『いやいや、それはないよMック君、世間は21世紀だよ?』
Mック『あのな? アフリカの古い風習で死んだ人の体にはその人の魂やエネルギーが宿ってるとされてるべ。
だから、家族や親せきが死んでも、そういう古い風習が残ってる民族の田舎の奴らはまだ食ってるべよ。
問題はマサイ族のテリトリー内で一人で迷子で武器無しだったらほぼ100パーで逝かれるべよ。』
俺『いや問題は家族を食ってるところから始まってね?』
Mック『いやだからな? 奴らはそうだと信じてて昔からそうなんだべよ。
政府がNO NO言っても食うべよ。
食べないと死者の魂から逃げたとされて家族から追い出されることもあるんだべよ。
んでマサイヤは、よそ者も追いかけて捕まえて食べちゃう文化も根強く残っているんだべよ。』
俺『う~ん。。 だったらあれじゃね?
もしも迷子になったら違う地域のマサイのフリをすれば食われずに済むんじゃね?』
Mック『それお前無理やん。』
俺『うん。。 まあ俺はアジアから来たフラティフェイスのプリティボーイだから無理だけどMックはほぼ裸になれば可能じゃね?』
Mック『無理無理、マサイはマサイ専用のマサイ語ってのがあってな、喉鳴らして会話するんべよ。
それで一発で見抜かれて、寝たらもう起きんよ。』
俺『は?寝ねえよ?』
Mック『いやだから、喉の会話してマサイヤじゃないってバレるんべ?
そしたらそのマサイヤは何もしないで仲間を呼びにどっかに居なくなるんべよ。
んで地平線ぐらいの距離感で疲れて動けなくなるまでずっと追跡するんべ?
んで、疲れて寝たらもうそれ死ぬべよ。』
俺『マジかよ。。ケニアも行けんやん。。』
Mック『あ~ケニア周辺な。 マサイヤに国境とか守れ言っても無理だから、ブハブハハハ!』
俺『あ~ね。。じゃあ、あれなんかね? アフリカは、まだまだ危険な場所が多いんだね?』
Mック『いやいや、全然そんな事ないよ今は全然安全だべ!ブハハハ!!』
俺『マジか、んじゃ俺一人で旅行に行っても全然平気なのかね?』
Mック『いや、だからそれは絶対帰って来れないって言ったんべ?』
って話でした。
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